『誰も知らない、少女の心』
五つ星評価:★★★★★
レゼ可愛すぎるし、恋愛ものとして余韻やばすぎる!

■作品情報
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| 公開日 | 2025年9月19日 |
| 制作会社 | MAPPA |
| 上映時間 | 100分 |
| ジャンル | バトル/恋愛/コメディ/アクション/ダークファンタジー |
■あらすじ
公安のデビルハンターとして働くデンジは、普通の生活とささやかな幸せを噛みしめながら日々を過ごしていた。そんなある日、雨宿りをきっかけに謎の少女・レゼと出会う。急速に距離を縮めていく二人だったが、その出会いはデンジの運命を大きく揺るがすものだった――。
■五つ星評価
| 胸アツ度 | ★★★★★ |
| キャラクター | ★★★★★★ |
| ストーリー | ★★★★★ |
| 作画 | ★★★★★★ |
| 余韻 | ★★★★★★ |
■ネタバレなし感想
TVシリーズの流れを知っていると、レゼ篇は一気に空気が変わるのが印象的。デンジが「普通の幸せ」をちゃんと意識し始めたタイミングで始まる物語だからこそ、恋愛要素がやけに生々しく、優しく見える。戦闘は相変わらず激しく派手なのに、全体のトーンにはどこか静けさがあって、日常と非日常の距離感が絶妙。レゼというキャラクターの存在感が強く、短い時間で一気に心を持っていかれる構成は、映画という形との相性の良さを感じさせる。
レゼ篇の核心は、デンジが初めて「選ばれる側」になる物語だと思う。優しくて自然な距離感の中で芽生える好意があるからこそ、レゼの正体と目的が明らかになった瞬間の裏切りは強烈。爆発的な戦闘描写の裏で、デンジが最後まで「一緒に逃げたい」と思っていたことが切ない。カフェで待ち続けるラストは救いがないのに、あまりにもデンジらしくて忘れられない余韻を残す。愛情と利用、自由と支配が交差するこの篇は、チェンソーマンという作品の残酷さと人間臭さが最も濃縮されたエピソードだと感じる。

