呪術廻戦

『少年は戦う───「正しい死」を求めて』

五つ星評価:★★★★★

内容が比較的複雑なのに感覚で読んでも面白くて、なんどでも読みたくなる!

main jujutsu

■作品情報

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連載期間2018年3月5日 ~ 2024年9月30日
原作芥見下々
話数全271話
ジャンルバトル/ダークファンタジー

■あらすじ

驚異的な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、
ある日“呪い”と呼ばれる化け物に襲われた仲間を救うため、
特級呪物「両面宿儺の指」を体内に取り込んでしまう。
呪術師の世界に足を踏み入れた虎杖は、
人の負の感情から生まれる呪いと戦いながら、
「正しい死とは何か」を問い続けていく――。

■五つ星評価

胸アツ度★★★★★★
キャラクター★★★★★
ストーリー★★★★★
作画★★★★★
余韻★★★★★

■ネタバレなし感想

少年漫画の枠に収まらない重さとスピード感が印象的な作品。
バトル描写は派手なのに説明過多にならず、呪術という設定も独特で、読み進めるほど世界観に引き込まれる。登場人物が多いにもかかわらず、それぞれの思想や立場がはっきりしていて、「誰かを好きになった瞬間に、そのキャラが死ぬかもしれない」という緊張感がずっと続く。単純な勧善懲悪ではなく、正義が簡単に揺らぐ構造が、この作品を特別なものにしている!

完結まで読んで一番強く残るのは、「主人公が最後まで報われきらない物語だった」という感覚。虎杖は最初から最後まで、自分の命の価値を他人のために使い切ろうとし続けていて、その姿勢は一貫しているのに、世界は決して優しくならない。五条悟の退場以降、物語は一気に救いを失い、強さや才能よりも「どれだけ理不尽を受け入れられるか」が試される展開が続く。宿儺という存在も、最後まで理解不能な“災厄”として描かれ、人間側が完全に勝ったとは言い切れない終わり方が印象的だった。すべてが片付いたあとに残るのは達成感よりも疲労感で、それでも「これが呪いの物語だった」と納得させられてしまった。読後に虚無と静かな余韻が残る、かなり攻めた完結だったと思う。

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https://www.shonenjump.com/j/rensai/list/jujutsu.html

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